絹(シルク)のこと

絹(シルク)は、人に一番近い繊維です

シルクは、蚕が体を守るために作り出す繭からとることのできる天然の繊維です。

人の肌の成分に近い18種類のアミノ酸が結び合ってできたシルクは、天然のたんぱく質繊維。

肌に優しいのはもちろんのこと、美容や健康面にも嬉しい効果が。

軽やかで優しい肌ざわり

軽やかで優しい肌ざわり

シルクは、天然繊維の中で最も細く長い繊維です。

蚕は繭ひとつを、およそ1500メートルにもなる1本の長い糸でつくり出します。
そのため、シルクの繊維は非常になめらかで柔らかい肌ざわりです。

糸が細く長いので弱い繊維のように思えますが、
糸同士をより上げているので他の天然繊維のウールや綿よりも強い繊維です。

呼吸する繊維

呼吸する繊維

シルクは綿と比較するとおよそ1.5倍の吸水性があり、さらに放湿性にも優れています。

汗などの体から排出される水分をすぐに発散し、肌をいつも清潔な状態に。
蒸し暑い夏も乾燥した冬も、人の肌から必要以上に水分を奪わず保湿をし、肌を健やかな状態に保ちます。

繭をほどいて細長い絹糸を連ねることによってできた生糸には、繊維と繊維との間に空気の層が生まれます。

この空気の層による断熱効果で夏は外気の熱を防いで涼しい状態でいられ、
冬は体温を外に逃さず暖かく過ごすことができる一年中快適な素材です。

不燃性

不燃性

化繊の素材が200度から燃え始めるのに比べ、シルクは300度以上にならないと燃え出しません。

燃えるといっても融解されずに分解されるため、
化繊のように溶けたものが肌に張り付いて火傷をする危険性が低いです。

紫外線カット

紫外線に弱い蚕を守るための繭からできたシルクには、
シミ・そばかすなどの原因となる紫外線をカットする効果があります。

シルクのUVカット率は約90%といわれ、美容の面からも注目されています。

肌をすこやかに保つ

肌をすこやかに保つ

シルクはその優れた吸湿・放湿性により微生物の繁殖を抑える力があります。

アミノ酸成分であるセリシンが含まれており、天然の抗菌性があります。

肌荒れを起こしているところにシルクの布をあてたり、
においが気になるときにシルクインナーを着用することで改善された例も。

また、シルクには目に見えない小さな起毛があり、
素肌に触れることで摩擦が起き血行を促進し、肌を健康に保ちます。